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2008年5月

「私は豚になって、あなたに食べていただきます」

私が愛読している、生食協会の「むすび」2008年3月号の真弓定夫先生の記事(
3章「いのち」とは何か)の一部を紹介したいと思います。真弓先生の知人の小学校の先生が(20年前の事ですが)教室に豚や鶏を持ち込んで、生徒たちに命の大切さをしっかり教え込んでから、それを調理してみんなで食べた後、生徒に感想文を書いてもらったそうです。多くの心のこもった感想文の中からひときわ印象に残った1人の女の子の文章が今も心に焼きついて残っていると真弓先生は仰っています。その文に私も大変感動しましたのでここで紹介させていただきます。

 ぶたさん、ごめんなさい。

 いままで、私は食卓でみなさんの命を口にしていることなど

 少しも考えていませんでした

  ぶたさん、ごめんなさい。

この次生まれてくる時には、人として生まれてきてください。

私はぶたになって、あなたに食べていただきます。

私もこのように食べるということは「命」をいただく事なんだと言うことを気づかせててあげられるような食育の授業をさせていただきたいと思いました。

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天然住宅の見学会に行って来ました

「からだと地球によいものだけでつくる」がキャッチフレーズの天然住宅。使用する木材は国産無垢材100%http://www.tennen.org/tennen/index.htmlこの住宅の見学会に昨日行って参りました。

普通は入居前の新築の状態で見学会をするのですが、今回は一年間住んでみての感想を聞かせていただけるという企画だったので、興味深い物でした。場所は目黒区、東横線都立大学駅から歩いて10分の閑静な住宅街でした。土地が80坪で建物は約40坪の木造平屋建てでした。

天然住宅の代表の相根昭典さんのプレゼンテーション、設計士らのお話を聞いて施主さんの感想をお聞きしました。とにかく木をたくさん使って出来た家は、冬温かく夏は涼しいとのこと。冬は床暖房のみで夏は風通しが良く熱がこもらないので、クーラーは一度も使わなかったそうです。(すごい!)

なるべく天然住宅の勉強会は出席できるようにしていますが、今回勉強になったのは、高気密が売りの家はいわばペットボトルの中に住んでいるようなものなので、常に人工的に除湿だとか加湿だとか24時間換気だとかをやらないとならない不自然な家だそうです。さらに湿度の高い日本で気密性を保持する事は、家の寿命を縮める事になり(普通の家だとドラム缶一本分の接着剤を使っているので、それが剥がれる)それが30年しか持たない原因だそうです。

「やっぱり、天然住宅だな」と言いながら、家内とお昼ご飯へと向かった。場所は都立大学駅付近をインターネットで検索して調べた結果、「ダイニングレストンアメリカン・クラブハウス」http://www.ach-web.com/を選びました。ここのスペアリブがものすごく美味しそうだったからです。しかも、芸能人が良く来たりテレビにも度々紹介されているようで、今回はミーハーっぽく行ってみることにしました。味はといいますと「もう一度食べたい!(^.^)」と言うことで、マイ☆☆☆三ツ星レストランに選ばせていただきました。とても手間隙かけてますよ。

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恐るべきフライドチキン

Pic08874_3 皆さん、この奇妙な写真は何だと思いますか?そうです、生きたニワトリです。ではなぜ羽根が無いのに普通に生きていられるのか?そして、何のために羽根が無いままなのか?

これは、遺伝子組み換えによる「羽根の無いニワトリ」なのです。そしてどのように使われるのか?それは、フライドチキン用です。あの有名な米国の大手フライドチキンチェーン店が、ニワトリの羽根をむしる工程を省略するために開発した、かわいそうなニワトリです。よく見ると羽根をばたつかせている様子が分かりますね。かわいそうだが全く飛べない・・・。

写真は台湾の友人が送ってくれた物で、どうやら台湾の生産工場のようです。ここから日本向けのチキンが加工されて送られてくるのでしょうか?みなさん、これでもあの大手チェーン店のフライドチキンを食べますか?

ちなみにアメリカの友人が言うには、アメリカ産のこのチェーン店のニワトリは一目見ただけではニワトPic10789_3 リと分からないそうです。足も無いから・・・。

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朝の不思議な出来事

私には食べ物の神様がついていると感じる事があります。それは何処へ行っても食べ物には困らないからですが、今日はこんな事がありました。昨日のブログに「関西人のお好み焼き好き」について書きました。ちなみに東京生まれ東京育ちの私はソース味が嫌いで、大の醤油党です。お好み焼きは年に一度ぐらい何かのハプニングでしか食べる機会がありません。

なのに今朝、いきなり近所のおばちゃんが「もんじゃ焼き」を持ってきました。ちなみにそのおばちゃん、東北人なので芋煮がめちゃくちゃ上手で、おばちゃんの作った芋煮ならどんぶりで2杯ぐらい軽くいけてしまいます。そして、どんな料理も唐辛子を利かせたピリ辛料理なのに、なんでお好み焼きなのか?と思って食べたら、「ん?うまい!」それは自家製豆板醤で作ったピリ辛もんじゃでした!

しかもですよ、今日は食育講座で広島に出張なんですよ。もんじゃ焼きといえば広島じゃないですか。昨日のブログをおばちゃんが読んだとは思えなし、ということはやはり食べ物の神様からのメッセージだと真面目に思ってしまいます。「お前の食べ物の世界は狭く偏見に満ちている!ソース味だけがお好み焼きではない!」と。ちょうど「美味しんぼ」の海原雄山が山岡を罵倒しているイメージですかね。

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関西人は、なぜそんなに「お好み焼き」が好きなのか?

今日は全く食育と関係ない話。以前関西に旅行に行った際、友人宅でご馳走になった。どんな関西料理かと思ったらお好み焼きだった。友人宅の家族はみんなテンションが高く、嬉々として自分の好きなお好み焼きを作っていた。しかし、東京生まれの私にはかなりのカルチャーショックでした。(関西に行くと夕ご飯がお好み焼きというのはよくあるそうですが)私はお好み焼きは年に一度食べるか食べないかで、たこ焼きも同じです。何が嫌いかと言うと、あの甘ったるい(正確に言うと甘酸っぱいか?)ソースの味です。

関西の友人達とは、「この料理にはソースが合うか、醤油が合うか」で、よく大真面目な議論になります。つい先日も関西のある友人はキャベツにソース、目玉焼きにもソースだと言います。とんかつにソースは仕方がないにしても、私は全てに醤油をかけたい!関西人は私がとんかつやキャベツにソースをかけると「お前はアホか!」と言う事になり、徐々に「ソースと醤油はどちらが偉いか?」みたいな調味料対決になります。

 最後まで決着がつかないと、私は「ソースで食べるものを醤油で食べる事が出来るが、醤油で食べるものをソースで食べる事は出来ない」という、まるでことわざみたいな禁じ手を使います。(何故禁じ手かと言うと、負けたことが無いから)

 関西人はこの段階では「なるほど」などとは言いません。具体的に言ってやらないとダメです。それは「冷奴と刺身だ」と。さすがの関西人も「なるほど、こりゃーソースじゃ食えねーわ!」ということになり醤油に軍配が上がります。

そして、関西人は心が広いのか、気分を害することなく決まってここで話しが終わり、次の話しに移ってくれます。私はそんな関西人が好きです。でも一番好きなのは、関西人がお好み焼きの話をする時、興奮しながら語るあの嬉しそうな笑顔です。私はそれが見たくて関西人と知ると「やっぱお好み焼き好きなの?」と話しかけるのです。(^^)


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節句の祝いも中国産頼み!

前回は国産のハチミツを作るために女王蜂をオーストラリアから輸入しているというショッキングな事実をお伝えしましたが、今回は端午の節句のかしわ餅のかしわの葉までも中国産だという事実です。何と日本の伝統行事も中国頼みになっています。

そして、中身のあんこは当然のように中国産の小豆です。そこで、「よーし、こうなったら小豆も面倒だからあんこで輸入しちゃえ」という手抜き振りで今や和菓子が出来ているそうです。

もしかしたらその内、「日本で作るのも面倒なので、かしわ餅その物も中国で作らそう」何て事になってしまうかも知れません。(-_-;)

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知らなかった、女王蜂が輸入されているなんて!

日本の農業はつくづく脆弱だと思う。中国からの輸入が制限された事によって、椎茸栽培の原木が輸入できないから椎茸が国内で作れないとか、花粉の輸入がなくなったからと言って国内で果物の生産が出来ないとか、なんとも情けない話です。

 さらに驚いた事に、蜂蜜を作るのにミツバチの養蜂をするのですが、その時ミツバチの群れに必要なのは産卵の役割を担当する女王蜂です。そして、この女王蜂が輸入品だったのです。しかも9割がオーストラリア産で遠路はるばる南半球からやってくるわけです。

 なぜ国内で育てられないのか?なぜオーストラリアから輸入するのか?深く追求する気も起こりませんが、どうも日本の農業はおかしなことになっていると思います。自分たちが食べているものがどういう過程を経て作られているか知るべきだと思い、今までその事実を食育活動のエネルギーにしていました。しかし、最近は「知るのが怖い!」と言う感じです。皆さんはどう思いますか?日本の農業。

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