三笠フーズの偽装米より恐い政府のプラスチック米
三笠フーズの事故米(ところで、事故を起こしたわけでもないのに、なぜ事故米という表現を使うのだろうか?中国では普通のメタミドホス米なのに・・・)は、事件として表面化しましたが、それよりももっと恐いのが政府が管理する備蓄米です。災害時に配給するためのこの備蓄米は毎年7年(ぐらい)以上たった超古米を新しい米と入れ替えるために(それが新米とは限りません)精米改良剤という薬品に漬け込んでから米を扱う業者に卸します(いわゆる三笠フーズのようなところへ)。
精米改良剤といえば聞こえは良いのですが、実はコレ液体プラスチックなのです。正確にはプロピレングリコールと言います。なぜこの液体プラスチックを超古米の玄米に漬け込むかと言うと、超古米は精米した時にボロボロに砕けてしまうので、そうならないように精米前にプラスチックで固めてしまうのです。ついでに長年月の間に失われてしまった甘味やしっとり感を出すためにソルビット酸やリン酸塩も染み込ませます。
例えこれに発癌性があっても少量であればかまわないと言うわけです。政府がやるだけあって法律も思いのままです。プロピレングリコールは精米改良剤という表示にしてあります。コレでは何のことか消費者には分かりません。コレが体に蓄積すると肝臓など諸々の臓器が固まってくるほどの毒性が確認されています。
こういった政府の払い下げの超古米を引き取ってくれる業者には政府は恩が有ります。当然、三笠フーズへの農林水産省の「立ち入り検査」も「形だけのもの」になるのもうなずけます。ここの部分(三笠フーズと政府の関係)は私の推理ですが、もしかしたら当たっているかもしれませんよ・・・?古畑任三郎を少しきどってみたい気分です。スイマセン<m(__)m>
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