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2009年2月

やっぱりすごいな江戸時代の人は

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この絵は3人の人夫が米俵18俵を押しています。つまり1俵が60kgなので1トンと80kgを押しています。でもこの米俵は現代の俵よりもズット大きく見えます。しかも、当時の道は、砂利なんかが転がり、ところどころに窪みのあるデコボコ道のはずです。

前回の記事の「5俵担ぎの女性」もすごいですね。前々回のベルツのところに出てくる人力車夫の食事をもう少し調べてみると、弁当は玄米のおにぎり・梅干・味噌大根の千切り・沢庵だったことがわかりました。

粗食がこんなにも人間の体力を引き出すのですね。そして、美食こそが体の機能を衰えさせるのです。ベルツはドイツに帰って、日本人のように肉を控えて菜食にしようと訴えました。

話を元に戻します。いわゆる欧米食が日本人の健康を損ねる最大の原因であるのに、欧米の肉・乳製品・卵・パンを推進する日本政府が推進する「食事をバランスよく摂ろう」というのは大きな間違いで、本当は「日本人は和食を食べよう、自給率を高めよう!」とやるのが、政府の勤めではないか?国民の60%の食料を海外に依存する先進国はありますまい。江戸時代では鎖国をしつつも国民3000万人を養うことの出来る食料自給率100%の国でした。

最近、○○栄養専門学校の校長がTVで「食育」を唱えていますが、学校でフレンチ・イタリアン・中華を教えておいて、なにが食育かと言いたい。どうかみなさんも面白い話に惑わされないようにしてくださいね。

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中川昭一財務相(自民党)が勝負を決めるオウンゴール

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政治のことはあまり書かない私も、この中川財務大臣の世界に晒した醜態は一言言いたくなりました。いまテレビをつければ、あのしどろもどろのトンチンカンなG7後の酔っ払い記者会見の様子が報じられていますが、本当に酷い!やはり政治家なんてこんなものかと思ってしまいます。両隣にいた日銀の総裁らは平静を装っていましたが、「いつもの事なんですよ、でも今日はちょっとひどいかな」ぐらしか思っていないのでしょうか。もしかしたら「これでこの人クビだな、こっちも助かる」ぐらいしか思っていないかもしれません。

しかし、政治家さん達は、したたかなものです。中川さんは風邪薬の飲みすぎと釈明し、さらに「ゴックンはしていません。たしなんだだけです」と発言しました。もし国会で土下座して「国民の皆さん、申し訳ありませんでした」と正直にやったなら、また違う評価を得られると思うのですが・・・。

私は絶対に自民党として、彼を辞めさせると思っていましたし、自分でも責任を取って辞任すると思っていました。そうしたら何と!中川氏は進退に対して「首相が判断されること」と麻生さんに判断をゆだね、麻生さんは「普段良くやってくれているから(本当?)」と言う事で続投の姿勢。細田幹事長は「風邪薬を飲むとあのような(酩酊)状態になることがある」(そんな人今まで見たことありませんよね)とコメント。誰も叱らない・・・。しかっても体調管理をしっかりやってもらいたい、ぐらいにとどめる程度で、国民の常識的な感覚・モラルと大きくかけ離れて過ぎます。

再び支持政党の世論調査が行われるでしょうが、おそらく森内閣の最低支持率の記録を塗る変えることでしょう。さようなら自民党。そして民主党にバトンを渡してあげようこの際。

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驚愕!米俵5俵を担ぐ女性! 昔の人は何て力持ちなんだ!

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この写真を見てください。1俵60キログラムの米俵を5俵も背負っているではありませんか!こんなこと男性でも出来るわけありません。実際に先日、熊本県での食育講座で、体の大きな青年に挑戦してもらいましたが、1俵しか担げませんでした。(ちなみに74歳の農家のおじいちゃんも1俵担ぎました)

この写真は、山形県酒田市の山居倉庫の資料館に展示されている写真です。ここは映画やドラマでおなじみの「おしん」の舞台になったところです。俵をこうやって担いで運搬する仕事は主に女性の仕事だったそうです。そして、この足腰の強さ、体力は前回と前々回のブログの記事の「北緯50度の栄養学(フォイトの栄養学)」「日本人には日本食が最高である事を証明したベルツの実験」の中に書かれている食生活をさらに裏づけています。

何度見てもただただ驚くばかりです。(゜o゜)

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日本人には日本食が最高である事を証明したベルツの実験(前回の続き)

明治時代の同じ時期に、もう一人同じくドイツ人でエルウィン・ベルツと言う人が政府の招きで来日し、東京医学校(東京大学医学部の前身)で26年間教鞭をとり、日本の医学の発展に多大な貢献をしました。そして、その業績を称えられ明治天皇より勲一等旭日大綬章も授章。日本人荒井花子と結婚。また草津温泉が世界無比の優れた温泉である事を紹介し、世界的に有名にしました。今も草津にはベルツの銅像が建っています。さらに箱根富士屋ホテル滞在中に女中の手が赤切れしているのを見て、かわいそうだからと「ベルツ水」を考案し現在も販売されています。

このように医学者として優れたベルツが日本人の強靭な体力は原因は何かを調査した記録が昭和6年に出版された「ベルツの日記」の中に残されています。

ベルツは知人から日本に滞在している間に日光東照宮を見た方がいいとすすめられ、馬で東京から日光まで14時間かけて行きました。その時、途中で馬を6回乗り替えました。2回目に行った時は人力車に乗って行きましたが、その車夫は1人で14時間半で行ってしまいました。馬よりすごいこの体力は一体どこから来るのか、彼は実験を始めました。

人力車夫を2人雇って3週間彼らの食生活を調査しました。肉類などの高タンパク・高脂質のいわゆる彼らの理想とする食事を摂らせながら体重80キロの人を乗せて、毎日40kmを走らせたところ、3日目で疲労が激しくなり、元の食事である米・大麦・イモ類・栗・百合根など(高炭水化物・低タンパク・低脂質)に戻して欲しいという事で普段通りの食事に戻すとまた元気に走れるようになるという結果がでました。ベルツはドイツの栄養学が日本人にはまったくあてはまらず、日本人には日本食が良いという事を確信しました。それにもかかわらず、ベルツの「日本人には日本食」という研究結果よりも、フォイトの「体を大きくする栄養学」の方を明治政府の指導者たちは選んでしまいました。この当時の人力車夫の一日の平均走行距離は50キロメートルといわれていますが、もしこの人たちが現代のオリンピックのフルマラソンに日本代表で出場したらどんな記録を出したのでしょうね。ちなみに飛脚の人はもっと走ったそうです。

また、さらにベルツは「女性においては、こんなに母乳が出る民族は見たことがない」と驚きを記しています。

昔の日本人は、このように優れた体力を持っていたならば、戦国時代の合戦のシーンで馬に乗った武将たちの後を、足軽が槍を持って駆け足で追っかけていますが、これは十分可能だったということです。しかも戦をする前にはきっと何十キロ、何百キロという距離をすでに移動してきているでしょう。今までテレビを見ながら「足軽の人たちは、日頃は農作業で大変なのに気の毒だなあ」、と思っていました。今思うと途中の休憩は人間の休憩ではなく馬の休憩だったのかも知れません。(つづく)

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北緯50度の栄養学(フォイト栄養学)

今や日本中あげての食育ブーム。結構な事です。しかし、この中身が問題ですそれは官・民あげて「バランス良く食べる」ことを主眼としているからです。この「バランス良く食事をする」という考え方は一体どこから来るのでしょうか。その悲劇のルーツは明治時代に、ドイツのミュンヘン大学教授である栄養学者カール・フォン・フォイトを日本に招いた事から始まります。明治時代の日本は彼から「栄養学」を盲目的に学び、その後何も研究していませんでした。フォイトは「高たんぱく・高脂質・低糖質」の動物食を栄養の理想として掲げました。当時の健康だった日本人の食生活は「低たんぱく、低脂質、高糖質」でしたのでまったくの正反対です。ちなみに糖質とはお米のでんぷんを指しています。

 ドイツ人は北緯50度という寒冷地に住んでいましたので、日本のような温暖地の人よりエネルギー消費が多いため、どうしてもカロリーの高い食事を必要とします。この国は、野菜が採れにくいので放牧をし、ハムやソーセージを食べる肉食が中心の国です。それに比べて日本は温暖で湿潤な北緯35度に位置し、稲作を中心とした瑞穂の国、米と野菜を中心に食べてきました。それなのに明治政府は肉食に適した寒冷地のフォイトを「食育」の先生として招いてしまいました。

 ですがこの肉食が正しいとして未だに修正していない事が最大の問題です。日本人の体がこれほどまでに(世界一のがん大国)蝕まれてしまったのに!(つづく)

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受動喫煙の害

アメリカのカリフォルニア州で、「車に18歳未満の子供が乗っている時、タバコを吸ったら最高100ドルの罰金を科す」という法律が施行になりました。これは自分の車に自分の子供が乗っていてもダメなんです。この法律が実施された州はカリフォルニア州で3州目だそうです。

この法律の背景にあるのは、受動喫煙の害から子供を守ろうという世論からで、アメリカの疾病予防管理センターによると、同国では毎年4万6千人のタバコを吸わない人たちが、受動喫煙が原因とみられる心臓病で死亡しているとのこと。

恐いですね。ご家庭に子供さんがいらっしゃる方、喫煙の際は換気扇の下でなく(堂々と吸っているのは言語道断)外でお願いします。外で・・・。冬は寒いので本数が減って健康に良いかも(^^)

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「しらす干し」の今昔

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私はしらす干しを温かいご飯の上にのせて、美味しい醤油を掛けまわして食べるのが好きです。一般的にしらす干しというのは、主にカタクチイワシの稚魚を指し、これを塩茹でして干した物をいいます。そして、しらす干しと言うとアミノ酸成分やカルシウムを多く含む食品の代名詞でもあります。

ところが!私の愛読書「食品と暮らしの安全」238号によると、「しらすは、釜茹でするときにアミノ酸(うまみ成分)の9割が溶け出してしまう」ということでした。原因はどうやら小さいからのようで、しらすより大きい「かえりちりめん」なら5割ぐらいの溶出で済みそうです。実験では業務用の大きなイワシでも、茹でる時に3割はうま味が溶け出しているそうです。

昔は釜で湯を沸かし、同じ湯を何度も使って茹でていたため、湯にイワシ成分が多くなるとそれ以上は溶け出さなくなるそうです。それが、大規模な煮干の製造工場になると、茹でるたびにボイラーで熱湯を供給して、新しい熱湯にイワシを浸けるようになったので、たくさんの成分が溶け出るようになってしまったのです。

でっ、どうしたものか?質としては「釜あげ」「天日干し」のを選んで、なおかつアミノ酸などの調味液を添加していないものを選ぶのが賢明です。ちなみに実験ではカルシウムはほとんど失われていないという事でした。

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蕎麦屋で「もりそば」しか食べない7歳の息子

私も年齢のせいか、外で食事をしなければならない時は、もっぱら蕎麦かうどんです。30代の時はラーメンやパスタのようにカロリーの高いものを食べていましたが、今は体(知識も)が自然と敬遠しています。

それで我が家の話です。誰でも普通は蕎麦屋に入るとまずメニューを見ますよね。お昼時ならちょっとしたランチメニューがありますから。それで私と家内は、ミニ丼やら天ぷらやらトッピングするわけです。息子だけはメニューは見ません。「もり」一品しか頼まないからです。しかし、それでは少し寂しかろうと思って、自分たちの天ぷらとか具をあげようとしても「いらない」と言ってわさびのビミョウな味加減の調節を楽しんで食べています。その内、そばの香りを楽しむ為に、わさびも入れなくなる日が来るのではないかと期待しています。そして息子は、最後に蕎麦湯を飲んで「うめ~な~」と言っています。じーさんかお前は!(笑)

食育の仕事をする私としては、7歳なのに蕎麦の味がわかるのは正直言って嬉しい限りであります。ですが、その親が一緒にいる時に、余計なものを食べて邪魔をするのはよくありません。これからは息子と一緒に海苔のかかっていない「もり」と「蕎麦湯」を楽しむことに致します。(^^)

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