山居倉庫に世界一の力持ちの女性の写真が・・・
この写真を再びブログにアップしたくて書きました。何度見ても驚愕の写真です。この写真は山形県酒田市山居町にある山居倉庫の一部が庄内米資料館となっています。おしんの時代(ここ庄内地方が舞台)の農家の暮らしなどが分かるように展示されています。そこに展示されているこの60㎏の米俵を五俵も一度に背負っている女性・・・。見たところまったく苦しそうではありません。この視線は重さに耐えているというより、バランスをとることに神経を集中している感じです。もし上からリフトか何かで上手に乗せることが出来たらさらに一俵か二俵は上乗せできそうです。世界一の力持ちというのは、もちろん私の強い思い込みです。でも自信あります(笑)
この資料館の鈴木所長に伺ったところ、この写真は昭和14年に撮影したもので、当時の食事は極めて質素で、ご飯に味噌汁、芋や漬物、時に魚や卵を食べるがもちろんハレの日と決まっているとのこと。ということは、日本人は昔から食べてこなかった肉や乳製品を食べる事によって体力を失ってきたことになります。栄養学なんてものがあるから、栄養士なんていう人がいるから、昔の日本食じゃダメだ、ということになってしまった。日本人はこの写真を眺めて厚生労働省と農林水産省が推進する栄養指導が(食事バランスガイド)適切であるかどうか、日本人を健康へと導いているかどうか真剣に考えるべきではないかと思います。
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