モンスターペアレントの話2-学芸会―
娘の幼稚園の学芸会のビデオを見ました。すると割と短い劇(オオカミと七匹の子ヤギ)
なのに2部構成になっており、メンバーが入れ替わっていました。「なるほど全員出演させようと思ったらこうするしかないか」と思って見ていました。ところで、うちの娘は主役でありませんが、主役や準主役はどのようにして決めるのだろうか?最近のモンスターペアレントはこれに対してどう反応しているのだろうか?ふと思いました。
それに対する答えがすぐに、ある幼稚園の保育士さんから返ってきました。それは、そこの幼稚園で数年前に父兄から「何でうちの子が主役じゃないのか!うちの子が一番かわいいのに!」「あの子より演技が上手なはずだ!」という抗議が相次ぎ、とうとう主役を5人に増やし、一斉に並べて同じように演技させることにしたそうです。しかし、それはそれで5人分の主役の衣装が大変らしく、手分けして保育士さん達が作るのだそうですが、また父兄が「うちの子の衣装より、あの子の衣装の方がかわいいのは何で?」というようにクレームは後を絶たず、衣装に関しては同じ人が5着作ることになり、学芸会前は夜なべが続くとかで泣いていました(-_-;)
誰だって自分の子供が一番かわいいはず。ですから思っていることは、苦情を言う父兄と五十歩百歩です。ただ言葉にしないで心にとどめておくマナーというか、自制心というか、大人らしさを持ち合わせているかの違いなのでしょうね。
| 固定リンク
「いろんな話」カテゴリの記事
- 相馬港から流されてきた船(2011.05.28)
- 津波で時速100キロで流された車(2011.05.25)
- テレビでは分からなかった被災地の現場(2011.05.24)
- 真弓先生の講演会久々に行って来ました(2011.04.12)
- 世界が賞賛する日本人のマナーに疑問(2011.03.27)
最近のコメント