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2010年4月

政府主導では正しい食育は出来ません

食事バランスガイド(栄養素をコマの絵にしたもの)と称して厚生労働省と農林水産省が組んで、国民にバランス良く栄養を摂取させようとしていますが日本人にとって大変迷惑な事です。日本人は春夏秋冬、四季折々、自然からの恵である旬の食材を頂く事によって健康を維持してきました。それが戦後、農業を軽んじ食料自給率を40%にまで落とした結果、国内の旬の食材を食べろと言えなくなってしまい、結果的に60%を海外から輸入しています。そうなると旬のものにこだわれなくなるので、海外の食材を栄養素という切り口で分析して無理やり納得させようとしたが「栄養学」です。ご存知のように、ご飯は炭水化物=パンやパスタも炭水化物、豆腐・油揚げなどの大豆食品はたんぱく質=肉というように世界食を推進したのが栄養学です。それは給食という形でこどもの頃から教育されているので、母親になっても考えることなく、日本人の子供に欧米食や中華を食べさせています。食料自給率が低いのでそうなってくれないと政府は困るのです。

政府の食育は、今まで散々30品目にこだわっていましたが、最近は正しい食育活動の広がりによって自粛してきました。しかし、日本人に世界中の食べ物を摂るように推進して、病気にしようとする政策は、変える気が無いようです。

 少し視点を変えて説明すると、アフリカの一部の国が短命なのは乳児の死亡率が高い(でも自然界の中では普通)からだし、伝染病や不時の不幸もあるでしょう。だから短命と言う計算になるだけで生きている間は皆健康です。日本人は医療のおかげで長く生きられ手いる部分が大きいです。それだから日本中が生活習慣病に苦しむ世界一の癌大国(国民の3分の1がガンで亡くなる)なのだけれど平均寿命は長いということになっています。

 健康長寿が良しとされ、これがもし調査されれば日本はかなり低いでしょう。小児科医の真弓定夫先生が「超寿の条件」という本を書いていますが良い本です(NECメディアプロダクツ 1,456円+税)。

 話を元に戻しますが、世界中が食べ物を地産地消し、旬のものを食べるのが基本なのに(スローフード運動)それを高度経済成長期の貿易摩擦の緩和政策の為に、アメリカの小麦(パン)や牛肉やオレンジを低い税率で輸入することになってしまったのです。つまりガンなどの生活習慣病は本当は国策病なのです。普天間基地の移設と同じように大きな課題です。

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ミツバチどころか、ツバメやすずめもいなくなったそうです

昨日、衆議院会館でネオニコチノイド系農薬の販売中止を求める勉強会へ行って来ました。狭い会議室(参加者60~70人ぐらい)で90分の時間で、日本在来種みつばちの会会長、藤原誠太氏、小児科の青山美子先生、麻酔科医師の平久美子先生などの近況報告を聞きました。この農薬が日本中で撒かれる事による人間・動物の健康被害は甚大で、一刻も早く欧米諸国にならって中止に持っていかなくてはならないというものでした。

青山先生の患者の診察結果では、神経性のあらゆる患者に国産の果物とお茶を止めさせたらみんな回復したという報告がありました。日本の果物の残留農薬の基準値はEUと比べて100~500倍も高いそうです。

それでミツバチのことですが、ミツバチの大量死が世界的な事件となりニュースや新聞などの報道で知らされていますが、じつは長崎の生産者である久志富士男氏からツバメとすずめが農村地帯からいなくなったという報告がありました。ツバメやすずめで生計を立てている人はおそらくいないであろうコトから、ニュースには今のところなっていませんが(気づいていない?)そのうち害虫(人間の都合で害虫と言ってごめんなさい)を食べてくれる鳥がいなくなったと大騒ぎされる時が来るかもしれません。

(ネオニコチノイド系農薬は神経毒性が強く、水溶性なので根が吸収したら作物にまわり洗っても落ちません。また粒子が細かいため空中散布後も大気中に浮遊し数キロ四方に拡散するため大きな被害をもたらします。この農薬は農林水産省の推奨農薬で国内の半分以上のシェアになっています)

この小さな勉強会には国会議員も5~6人参加していました(国会議員の先生も立ち席だったのに私は椅子に深々と偉そうに座ってしまいました。この時とばかりに!!)。社民党の福島瑞穂大臣も発言するなど、この勉強会は大盛況でした。

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外食のリスク

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昔と違って、会社に手作りのお弁当を持っていくお父さんは今や少数派・・・。あたりまえだった愛妻弁当が冷やかされることによって持って行きづらくなっている上、外食も楽しみの一つとして積極的に食べてらっしゃる方も多いことでしょう。私も同じです(笑)。

外食の場合、ファミリーレストランは言うに及ばず、何となく手作り料理を出してくれそうな居酒屋や料理屋を選んで入ったとしても、それなりのリスクはあります。それは、①カット野菜に使う塩素消毒薬による人体に対する影響、②水洗いによるビタミン、ミネラルなどの水溶成分の流出、③細かく切る事による風味低下などが上げられます。

今や料理店の朝の仕込みは、包丁とまな板を使って下準備をするのでなく、配達されたカット野菜の袋を開けてボールにあけて置くぐらいになってしまっているのです。家庭と同じように作っている優良店を探し出すのは本当に至難の業です。

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在宅緩和治療のススメ

実は私の母が2月に亡くなりました。癌でした。母は父のように(すでに他界)病院で延命治療や抗がん剤治療を受けるのは嫌だと言って、東京の自宅から埼玉の私の家で在宅看護をしてもらうため引っ越してきました。病院はキリスト教系のホスピス、中島医院(入院施設なし、在宅と外来のみ)にお願いしました。入院型ホスピスは全国的にベッド数が足りないため、入院できませんでした。しかし、これが幸をそうして母を自宅で家族全員で看取ることが出来ました(合掌)。

緩和治療では抗がん剤を使わずに痛み止めを使い、癌の進行を抑制する事はしません。延命治療ではないので、治すか、静かに本人も家族も死を迎えるかのどちらかになります。母は下の世話までしてもらいながら行き続ける気はないと尊厳死を選びました。緩和治療は、病人の生涯のクオリティを最後まで維持するものです。日本は世界一の長寿国ですが、寝たきり世界一でもあるので、健康長寿ではありません。

中島医院から一般病院と違って亡くなる時は、様態が悪くなってから2日から7回以内に死期が訪れますと最初から言われていました。実際に様態が変わってから2日後に亡くなりました。つまり、トイレに自分で行けなくなったり食事が出来なくなったのは最後の2日間だけでほとんど苦しまずにいきました。死を迎える数時間前、孫たちが学校や幼稚園から早引けで(先生に連れられて)帰ってきてみんなで母を看取りました。なんて素敵な最後なのだろうと思いました。小学生の息子はそのときは緊張していましたが、夜は気持ちが高ぶってきて大泣きしていました。(ちなみに延命治療の場合、「危ない」と言われても持ち直す場合が多いので、何度も病院をいったりきたりします。)

私は思いました。自分で食べられなかったり(動物の場合死を意味する)、トイレへいけなくなったら生への執着を捨てて母のようにあの世へ旅立たせてもらおうと・・・。

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高級車のCMをテレビで流さないのは、高所得者はテレビを見ないから。。。

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先日ドリフターズの「8時だよ全員集合!」のスペシャル番組をやっていましたが、昔は本当に家族全員がお茶の間で楽しめるテレビ番組が多かったと思います。30年以上前のコントにもうちの小学生や幼稚園の子も大笑い。しかし、最近のお笑い番組は理解できなくて笑えないものが多い、感覚的なものなのか誰もが笑えない・・・(私的には「オレたちひょうきん族」まで笑えた)

ところで、トヨタの高級車レクサスのCMはテレビでほとんど流さないし、日産のスポーツカーのGT-Rも一切流していないとのこと。それはなぜか?テレビ局の人が言われるには「今のテレビは下流の人と高齢者しか見ないんですよ。だからそういう人に向けた番組しか作らないんですよ」ということです。夜は10時ごろからのニュース番組まで何も見れるものがないのでテレビは見ませんでしたが(上流のつもりか?)こういうことになっていたとは!

ちなみに写真左のレクサスは700万円台、右のGT-Rは1200~1500万円台です。販売の仕方は富裕層への個別営業だそうです。だから私の家には営業マンが訪ねてこないのですね()

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