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好物を食べる事で生き返った人のすごい話

以前に膀胱がんを患い、今度は腎臓病のネフローゼで全身がパンパンに膨れ上がった、あるおばあちゃんの話。このおばあちゃんは、非常に性格の明るい誰からも好かれるようなタイプの人・・・。病院を嫌がりで一人暮らしだけれども在宅医療に切り替え、沢山の人が身の回りの世話をしてくださるので、食事は三度三度食べさせてもらえたそうです。ですがみんな病気症状を気遣ってか、消化に良いおかゆさんが中心だったとか。そして、とうとう余命あと1ヶ月という医者からの宣告。確かに見たところ気力体力も使い果たしたと言う感じ。

そこで! あと1ヶ月の命なのでおばあちゃんの好きなものを食べさせてあげようということになり、何が食べたいか聞くことにした。「おばあちゃん、先生がもう何でも好きなものを食べていいよって言ってたよ。何が食べたい?」すると、目を閉じてしんどそうな顔をしていたおばあちゃんの目がカッと見開かれ、キラッと光ったそうな!この言葉を言った人に私は直接話を伺ったのですが、「確かに目が光った」と証言しています()

そして、一日目のリクエストは何とエビフライ!誰もがこんな油っぽいものを食べても大丈夫かいな?と思うが何尾かぺロリと食べたそうで、2日目は焼肉!3日目は海鮮丼とだんだんグレードアップしてきて、デザートにプリンやおはぎまでリクエスト。すると体から溜まった水がどんどん出てきてとうとう治ってしまい、2年経つ今もピンシャンしているという話。(ちなみに、在宅医療の病院は終末医療のホスピスなので、看護した人は全員がやがて亡くなるのですが、助かったのはこのおばあちゃんしか知らないということで、担当医師は学会で発表したいとまで言わしめた程の奇跡です)

結論から言うと正しい(生命力のある)食べ物も、食べる人の気持ち次第でストレスにもなり、そうでない(生命力を逆に奪いそうな)と思われるものでも食べる人が喜びと感謝をするならば、病気を治すような生命力をアップする食べ物になるということが身にしみて分かりました。

この体験談は私の食育人生に今後大きな影響を与え続ける事でしょう。(ただし同じことをする時には医師より余命数ヶ月と宣告を受けてからの方が良いでしょう(^^))

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