« 人は食べ物だけでなく「想い」も食べている | トップページ | 一つ星レストラン「リストランテ濱崎」へ行って来ました »

フードインクを観てきました

Photo 先日渋谷で「フードインク」を観てきました。インクは株式会社と訳すのが適当かと・・・。よって食品会社という意味です。意味を知るまでは、大豆インクというのがあるので、食べ物がこんな使われ方をして良いのか?的ナ内容かと思ってましたが、ストレートにアメリカの食品の大量生産を批判した内容でした。

この種の内容を初めてご覧になる方にとって、とても分かり易く面白い内容になっています。オススメです。是非ご覧下さい。ただ2001年に発行された、エリック・シュローサーの「ファストフードが世界を食いつくす」を読まれた方は、あまり代わり映えしない内容に少々落胆するかもしれません。なにせこの映画のプロデューサーの一人だからです(俳優としても登場しています)。

1800円払いますが、食の社会見学としては「安い」と思います。ただしこの作品を観ても肉は食べられます。観たらしばらく肉が食べられなくなるほどえぐい作品は、ヨーロッパを2年間かけて取材したドイツの映画「いのちの食べ方」です。思わず目を背けたくなるような屠殺シーンや肉処理工場の日々の光景のオンパレードです。コレにはマイリマスヨ、。ナレーションなし、BGMなしが反って不気味なんです。DVDで販売されています。社会見学として観るならこの作品が最高傑作と思います。

Photo_2

|

« 人は食べ物だけでなく「想い」も食べている | トップページ | 一つ星レストラン「リストランテ濱崎」へ行って来ました »

恐るべき食品」カテゴリの記事