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人は食べ物だけでなく「想い」も食べている

つれづれなるままに、今思うことを書いてみますが、それは人は食べ物だけでなく想いからも栄養分を得ていること。。。例えて言うなれば、「行者」と「被災者」の比較した場合、同じ食べないでも「食べない」のと「食べられない」のでは「想い」が違います。精神性を求めて断食行を行う行者や、健康を求めて断食や半断食を行う人は日に日に健康へと向かいます。実際に断食療法や断食道場などもあるくらいです。

反対に被災したり遭難などにより食べ物が途絶えてしまった場合、つまり自分の意思ではない場合は、食べられない事が強烈なストレスとなり、それが衰弱もしくは餓死へと繋がっていきます。さらに「食べないと死んでしまう」という想いが強ければ強いほどイメージした通りになりやすいということです。同じ食べないでも、健康にもなり死にもつながるのです。

カップラーメンが食育的にも栄養学的にも良くないのは周知の事実ですが、これを飢餓寸前の難民キャンプへ贈るとどうなるでしょう。みな大喜びで空腹を満たし活力をもらいます。生命力がないとい思われるものからでも食べる人の状態遺憾では生命力にもなります。人の心が作り出すのです。裏を返せばストレスは生命力を奪います。最高の食材を与えてもその人の嗜好が違えばストレスです。栄養にはなりません。毎日毎日与えれば苦痛により衰弱への道をたどるでしょう。

知識による食育は簡単ですが、健康を考えるならば杓子定規的な考え方ではままなりません。私はこれからの食育活動を考える上において必要なのは食べ物よりも「食べかた」だと思うのです。

そんな事を思っている矢先、「フードインク」なる企業が造る恐い食べ物の映画ができてしまいました。以前の私なら、食べ物の裏側をとくとご覧あれと大宣伝していた事でしょう。でも評判になっている映画なので一応観て来ます。感想をお楽しみに(^^)

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