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2011年3月

世界が賞賛する日本人のマナーに疑問

 昨晩、コンビニに入ったら相変わらずインスタントラーメンやパンの陳列棚はガラガラ。水道水の放射線汚染による報道のせいかミネラルウォーターやペットボトルのお茶も根こそぎなかった・・・。

 海外では災害時に商店を襲う光景が見られるが、日本人は「お金」をもってスーパーなどを襲撃していると言える。日本人が今も行儀や礼節を重んじ、災害時にもそのマナーの良さが遺憾なく発揮され、海外メディアから賞賛されました。それは田舎の農村漁村では、集落全体が親戚だったり、もしくはと~い親戚か知人ばかりのためコミュニティのルールから逸脱するものがほとんど居ないからだと思うのです。もしいても、少数派は多数派に飲み込まれて必然的に良い感化を受け助け合いやマナーとは何かを学んだかも知れません。

 それに反し、都会はどうなるか分かりません。アパートであれば隣が誰かも分からないとかですから、周囲はかなり面識のない他人ですから、田舎とは状況が違ってくるでしょう。以前私がマンションに住んでいた頃、玄関前の表札にもロビー前のポストにもネームがありませんでした。個人情報を少しでもふせるという風潮にある昨今、都会では東北のような美しい助け合いはあまり期待できません。

 個人の備蓄ももちろん大切ですが、災害後どのように近隣同士で協力し、助け合うか今のうちに話し合っておくことが大切だと思うのです。

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支援物資届けてきました

 今日マイカーで地域から集まった支援物資を、私と友人の2人で被災地の一歩手前(栃木県)まで届けてきました。コレより先は警察の許可証のある車両でないと搬入できないので、許可を取った知人にバトンタッチ。搬入のルールが色々あるのでこれは熟知していないと反って迷惑をかけるので要注意です。例えば近所で一品持ち寄りみたいなのではなく、段ボール箱1箱分は全て同じものが仕分けには適しているそうです。食品と生活品が同じ箱は困るとのこと・・・。灯油も10缶持っていきましたが、今一番欲しいのはガソリンと軽油です。ガソリンは危険物なので個人では1缶しか搬入できませんが、軽油は10缶程度搬入できます。軽油はどこも売り切れで手に入りませんでした。

 そんなこんなで食品10箱、生活品10箱、灯油10缶を運びました。とにかく東北自動車道は非常に空いており、時折応援に行く緊急車両や工事車両、救援物資搬送車を見かけました(事故車もあり)。市街のガソリンスタンドはどこも給油渋滞で、サービスエリアの入り口でも「休憩ですか、給油ですか?」と聞きながら交通整理していました。

 帰りに栃木県佐野市のご当地ラーメンである「佐野ラーメン」を食べましたが、何の特徴もない普通に美味しい「しょうゆラーメン」でした。スープに特徴なし、具はチャーシュー(2枚)としなちく、ねぎでした(海苔あったかな?)。でも美味しかった事は念を押しておきます。

 

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計画停電は、体験できれば大変な勉強

東日本大地震について石原都知事は「天罰」と評し動議を醸し出した。そして、翌日「陳謝」を発表する。今までの日本国全体、ひいては日本人一人一人の行動や振る舞いを反省すべきとの思いからの発言であろうが、それは公共電波を通じて正面きって言うべきではなかった。被災者の心を傷つける配慮のない発言であったが、言わんとしていることはわからないこともない。

今ニュースで、「千葉の小学校6年生の最後の給食が予定ならばいつもより「豪華給食」のはずなのに、給食センターが被災の関係で稼動せず、パン1個と牛乳のみで最後の給食を飾った」と。そこの校長先生はインタビューで「残念ですが仕方ありません。地震の影響で給食センターが休みなので・・・」とコメント。

私は驚きました。教育現場の最高責任者がこの発言では・・・。我が家でもこの震災後、子供が日曜日に外食を望みましたが、この被災した人たちのことを話したら6歳の子供でも我慢をしたし、食後のデザートを欲しがった時も、同じことを話したらデザートが「おにぎり」になった。しかも「海苔をまいた贅沢なおにぎり」であることを強調。2人とも納得して喜んで食べた。本当ならこの小学校6年生は、この給食を通して学ぶことがたくさんあったろうに・・・。他の先生に期待したい。

計画停電だってそう、とても貴重な教育環境になるとおもいます。被災者のご苦労を少しでも理解し、日頃の文明の利器の恩恵にどっぷり使っていることを省みる最高のチャンスを子供と共に体験したいと思います。

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これが「すきやばし次郎」か・・・

5250 前回、南青山の一つ星レストランの「リストランテ濱崎」(イタリアン)で食事したことを書きました。次回は「すきやばし次郎」へ行った時のことを書きますと言えば、当然「あ~あの三ツ星の次郎さんのところか」と誰だってなります。ところがそうならいのが私なのだ。実は行きたかったけれど、私の財布が行くなという。。。カード達もあそこは確か現金だという。。。しかたなく、日本橋高島屋の4階の支店へ行く事にした。

 いくら次郎さんの居ない支店でも「すきやばし次郎」の暖簾がかかっているのだから、ソン所そこらの寿司屋とは違うだろうと思ってとにかく初入店。昼の2時を回っているせいか、客は私以外に一人セレブらしきご夫人がカウンターでいろいろ注文して食べていただけ。私はカウンターは不向きと思われたか、テーブル席へ案内される。注文は見栄を張ってやや高めの5000円(税抜き)ランチを注文。

 しばらくして出てきましたがな。まず第一印象「小さい」です。大きさから驚かされるとは思いもよらず、一本取られました。写真では分からないと思いますが、普通のお寿司の二周りは小さい!そして肝心の味はナンと「普通!!」。中トロはトロらしくない!小さすぎてわからないのか?美味しいと思ったのは穴子だけ。行った事がある人に聞いたら、その人も穴子が一番美味しかったと言っていました。それとお勘定を終わらせて店を出る時のお店の人の「ありがとうございましたー」の笑顔は星をあげてもいい。いまも主人の笑顔は鮮明に覚えています(1回行っただけで今も顔を思い出せるなんてすごいと思いませんか?その笑顔・・・)。あと穴子の味も・・・。しかし、この二つでは二度目はないなと思いつつ帰りました。

 ちなみに2時を回ったこの時間でも、他のレストランは大賑わいでした。

 

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