相馬港から流されてきた船
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宮城県名取市の仙台空港付近の国道を走行している最中、津波に車ごと流されてしまった友人に話を聞くと流されている時の時速は大体100キロ近くの猛スピードで、映画によくあるカーチェイスさながらだったと言っています。友人は同じように流されている家にぶつかって止まった時に、車から脱出してその家によじ登り、そしてその家が沈みそうになるとまた違うものに飛び移り、そうやって一命を取り留めました。
最初話を聞いたときに、時速100キロは少しオーバーだな、でもそれぐらいの恐怖だったんだろうなと思っていました。
ところが、実際に被災地に行って見ると、確かに100キロのスピードで突っ込んだような、高速道路の事故現場のような大破した車がゴロゴロと転がっていました。現実を目の当たりにし、言葉もなくただシャッターを切りました。
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先日、宮城県の被災地へ行って来ました。これは亘理町の光景です。友人に案内してもらいました。2ヶ月たった今も田んぼの上はこの様な状態です。道路上の瓦礫は撤去されていますが、津波にやられた田畑は塩害のため3~5年は耕作できないはずなのでズット後回しです。転がっている車も家もたんぼの中にあります。工場も流れていました。
一番驚いたのは臭いです。あたり一面ものすごい腐敗臭で、原因は遺体も多く上がった場所ですが、他に魚、牛、ブタも流れてきており皆腐っていました。5月でこれですので、梅雨が来て夏が来たらどうなるのでしょう。臭いどころかいろんな病気が流行する恐れがあると思います。被災地に優先順位なし。とにかく一刻も早く救済を望みます。
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