ダイア建設に「シックハウス」で賠償命令
マンション販売の大手ダイア建設が、建材などに含まれるホルムアルデヒドなどの有害化学物質の検査をせずにマンションを分譲し、居住者から化学物質過敏症などの健康被害を受けたということで、8790万円の損害賠償請求に対して、東京地裁が3660万円の賠償責任があることを認めました。
注目されるべきことは、建物と健康被害の因果関係が大きいことが認められた事と、賠償責任の金額が大きかったことの2点があげられます。ダイア建設は現在民事再生中だったことでも分かるように、今までの経営状態が厳しく、利益を出すためにかなり粗悪な建築資材を使っていたことが容易に想像できます。
特に最近は、化学物質過敏捷の方が急増中です。来年春先になれば花粉症マスクをした人がもっと増えていることでしょう。(花粉症は化学物質過敏症予備軍と考えてよいでしょう)
また、家やマンションは大変高価です。今まで一生懸命働いて貯めた貯蓄では足らず、長期ローンを組まなければ手に入れられないものです。そのこどもの代まで使う住まいが病原の温床ではたまったものではありません。新築の家やマンションを買うときは、熟慮に熟慮を重ねてください。(特に広告宣伝費、多数の営業マン等、建築に関係ない部分に多額を投入している大手などは要注意です。本来、家は大工さんだけで建てられるものです(^^))
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