家と健康

ダイア建設に「シックハウス」で賠償命令

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マンション販売の大手ダイア建設が、建材などに含まれるホルムアルデヒドなどの有害化学物質の検査をせずにマンションを分譲し、居住者から化学物質過敏症などの健康被害を受けたということで、8790万円の損害賠償請求に対して、東京地裁が3660万円の賠償責任があることを認めました。

注目されるべきことは、建物と健康被害の因果関係が大きいことが認められた事と、賠償責任の金額が大きかったことの2点があげられます。ダイア建設は現在民事再生中だったことでも分かるように、今までの経営状態が厳しく、利益を出すためにかなり粗悪な建築資材を使っていたことが容易に想像できます。

特に最近は、化学物質過敏捷の方が急増中です。来年春先になれば花粉症マスクをした人がもっと増えていることでしょう。(花粉症は化学物質過敏症予備軍と考えてよいでしょう)

また、家やマンションは大変高価です。今まで一生懸命働いて貯めた貯蓄では足らず、長期ローンを組まなければ手に入れられないものです。そのこどもの代まで使う住まいが病原の温床ではたまったものではありません。新築の家やマンションを買うときは、熟慮に熟慮を重ねてください。(特に広告宣伝費、多数の営業マン等、建築に関係ない部分に多額を投入している大手などは要注意です。本来、家は大工さんだけで建てられるものです(^^)

             

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オール電化住宅で一番心配なのは健康被害

オール電化住宅の経済的なメリット、デメリット論争が繰り広げられていますが、何と言っても一番心配なのは、電磁波による健康被害です。全ての電化製品から電磁波が出ていますが、その物から距離を置けば問題はありません。例えば電子レンジや炊飯器、電気スタンドなど・・・。ところが家全部が電化製品のようになってしまったらどうなるのでしょう?逃げ場がありません。電磁波を浴びても痛みはありません。そこが問題です。(臨床検査では4ミリガウスの電磁波を長時間浴び続けると、小児がんの発症率が2倍になるという結果が出ています)

IHクッキングヒーターは、特に電磁波が数百ミリガウスも発生し、女性の下腹部を直撃します。少なからず、それが最近の不妊症の原因になっていることは容易に想像できます。すでにIHにしてしまった方は、せめてガス台を設置すればコトは解決します。料理はやはり電気ではなく、火で調理した方が美味しいです。最近、料理の腕が落ちたとお悩みの奥様、IHに変えたからではありませんか?

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受動喫煙の害

アメリカのカリフォルニア州で、「車に18歳未満の子供が乗っている時、タバコを吸ったら最高100ドルの罰金を科す」という法律が施行になりました。これは自分の車に自分の子供が乗っていてもダメなんです。この法律が実施された州はカリフォルニア州で3州目だそうです。

この法律の背景にあるのは、受動喫煙の害から子供を守ろうという世論からで、アメリカの疾病予防管理センターによると、同国では毎年4万6千人のタバコを吸わない人たちが、受動喫煙が原因とみられる心臓病で死亡しているとのこと。

恐いですね。ご家庭に子供さんがいらっしゃる方、喫煙の際は換気扇の下でなく(堂々と吸っているのは言語道断)外でお願いします。外で・・・。冬は寒いので本数が減って健康に良いかも(^^)

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生命力を高める生活の仕方 ~家の掃除~(食べないで治す健康法③)

伊藤慶二先生は診察の際に時折、家はちゃんと片付いていますか?と聞かれる事があります。指導どおりの食事をしているのに、経過があまり良くない人に質問しています。大抵の人は、頭をかきかき「散らかっています」と答えます。私もたまに自分の所へ来た病気の人に同じように質問をすると、テレビで見るような、ごみ屋敷に住んでいるような方が2人おられました。1人の方の家へ行くと、何と玄関からゴミの山で1階も2階もゴミの山、当然家族5人誰一人まともに布団を引いて寝ていません。2階は重みで梁が折れています(-_-;)。どの部屋へ行っても床は見えず、天井はすぐ近くに迫っています。この家は何と2軒目で、1軒目はすでに住めなくなったのでそのまま放置してあるとのこと。そこは、都営住宅で今も家賃は払っているそうです・・・。

私はこの家こそテレビが入るべきだと思いました。なぜなら、今までテレビで見ていたゴミ屋敷の主は大体が変人でしたから、ここの主は公務員でしたからビックリです。

一番ビックリしたのは、その家のおばぁさまが、ゴミの山の頂上に座っておられたことです。つい興奮して話が横道にそれましたが、この家族の方はみな病気をされております。今ではかなり片付いてきています。

伊藤先生の話ですが、汚い物、不用品、配置の乱れなどそういったものから悪い波動(邪気のようなもの)が出ており、人の生命力を下げるとの事。確かに綺麗に掃除の行き届いた部屋はいるだけで気持ちが良いものです。家にいて、何か分からないがイライラしている時に思い切って掃除をして見て下さい。綺麗になったとたんに爽快になり、イライラの犯人は汚さだった事が分かります。仮に汚い物を押入れに突っ込んでもダメです。家を人体に例えれば、その押入れはあたかも胆石や肝硬変のようなもの・・・。すぐに治療をして上げなければ成りません。つまり捨てるのです!!悪い波動を出して人体をいじめる物は排除してください。

 伊藤先生は特に寝室に一番重点を置いています。睡眠中が一番自然治癒力を高めるので、その部屋が一番綺麗で気を高められなければならないと・・・。

 さー皆さん!早速今から部屋の掃除に取り掛かってください。運動不足の解消にもなるし、年末の大掃除も楽になるし、健康になるし、ご主人も喜ぶし、掃除は一石二鳥、三鳥、四鳥ですぞ!(^^)

(伊藤先生のプリントにある、「身辺の整理」についてを解説しました)

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石鹸と薬用石鹸の違い

前回の記事で、私は石鹸で洗顔・洗髪・髭剃りから衣類の洗濯まですべてこれ一つですると書きました。では「石鹸とは何か」について触れさせていただきますが、石鹸とは基本的に、牛脂や米ぬか・パーム油といった天然油脂に苛性ソーダに反応させたものを固形石鹸、苛性カリに反応させたものを液体石鹸と言います。この2種類意外を全て「合成洗剤」と言い、薬用石鹸もこの範疇で「医薬部外品」と書かれています。

いわゆる大手メーカーがCMで宣伝しているそれや、温泉旅館に備え付けられているボディーソープやハンドソープはすべて医薬部外品なので化学物質で作られたようなものです。いくら「植物系」「天然系」を謳っていても99%が化学物質で1%が天然成分であっても良いのです。

大手メーカーが作るもので消費者の健康を第一に考える企業は「まず無い」と考えるのが妥当です。本物なら手作りですよね!本物の精神を守り抜く為には、大企業であってはならないのです。(偏見に満ちてます?)

特に合成洗剤は「蛍光増白剤」を使用し常に衣類を白く染め直しているものが多いです。この化学物質は発ガン性が有るといわれています。これを使って洗濯した衣類にブラックライトと言う特殊な光を当てると光っているのが分かるようです。怖いですね(-_-;)。もう合成洗剤は卒業しましょう。

余談ですが、地球を汚している人に天災地変が起きた時、その人は地球に守ってもらえないと思います。データーは有りませんが何となく自信が有ります。皆さんはどう思われますか?私は不慮の事故や事件のニュースを見ているとき時、良くこんな事を考えます。

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化学物質過敏症の方にお会いしました

先日、NPO次世代環境健康学センターの青山和子さんと言う方にお会いし、お話をお伺いしました。青山さんはシックハウス対策アドバイザー1級の資格を持ち、ご自身が化学物質過敏症です。彼女は外出先ではほとんど活性炭入りの分厚いマスクをし、呼吸や皮膚からの化学物質の進入に気を使っています。他に電磁波も極力避けている様子です。

今まで化学物質が人体にどれだけ悪いかということをいろいろな本や講習会などを通して勉強してきました。そして、その知識を私自身が人に話をしたり、健康アドバイスをしたりしてきました。しかし、読んだ本の著者も講習会の先生も当のご本人は化学物質過敏症ではありませんでした。青山さんの場合、話し手が化学物質過敏症ですので話を聞くよりも接している方が勉強になります。

どのレベルで反応するかと言うと、住宅などの新建材の中の化学物質は当然として、まず衣類についている合成洗剤やナフタリン、ドライクリーニングに使われる化学物質、香水、整髪料、シャンプー、リンス、化粧品などに反応します。これを使用する人からは距離をとらなければなりません。私の場合は、衣類は全て洗濯石鹸だし、体も石鹸、洗髪も石鹸、髭剃りも石鹸でしたので青山さんに近づいても大丈夫でした。CMなどで宣伝している流行のシャンプーや化粧品を好んで使用する方はまず近づく事を許されないでしょう。

ですから、持ち物(抗菌グッズなど)をふくめて化学物質のほとんどは人が運んでくるようです。青山さんが発症したきっかけは新築の自宅のシロアリ駆除剤だそうです。平成20年9月14日(日)にこの方を呼んで講演会を開きたいと思っています。天然住宅系の建築会社の方も勉強になるからとお誘いしたら二つ返事で参加したいと言って来ました。参加したい方是非ご連絡下さい。出席の条件をお伝えします。

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天然住宅の見学会に行って来ました

「からだと地球によいものだけでつくる」がキャッチフレーズの天然住宅。使用する木材は国産無垢材100%http://www.tennen.org/tennen/index.htmlこの住宅の見学会に昨日行って参りました。

普通は入居前の新築の状態で見学会をするのですが、今回は一年間住んでみての感想を聞かせていただけるという企画だったので、興味深い物でした。場所は目黒区、東横線都立大学駅から歩いて10分の閑静な住宅街でした。土地が80坪で建物は約40坪の木造平屋建てでした。

天然住宅の代表の相根昭典さんのプレゼンテーション、設計士らのお話を聞いて施主さんの感想をお聞きしました。とにかく木をたくさん使って出来た家は、冬温かく夏は涼しいとのこと。冬は床暖房のみで夏は風通しが良く熱がこもらないので、クーラーは一度も使わなかったそうです。(すごい!)

なるべく天然住宅の勉強会は出席できるようにしていますが、今回勉強になったのは、高気密が売りの家はいわばペットボトルの中に住んでいるようなものなので、常に人工的に除湿だとか加湿だとか24時間換気だとかをやらないとならない不自然な家だそうです。さらに湿度の高い日本で気密性を保持する事は、家の寿命を縮める事になり(普通の家だとドラム缶一本分の接着剤を使っているので、それが剥がれる)それが30年しか持たない原因だそうです。

「やっぱり、天然住宅だな」と言いながら、家内とお昼ご飯へと向かった。場所は都立大学駅付近をインターネットで検索して調べた結果、「ダイニングレストンアメリカン・クラブハウス」http://www.ach-web.com/を選びました。ここのスペアリブがものすごく美味しそうだったからです。しかも、芸能人が良く来たりテレビにも度々紹介されているようで、今回はミーハーっぽく行ってみることにしました。味はといいますと「もう一度食べたい!(^.^)」と言うことで、マイ☆☆☆三ツ星レストランに選ばせていただきました。とても手間隙かけてますよ。

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天然住宅が本格的に発売されます

4月10日に天然住宅の発表会へ行って来ました。天然住宅とは99.9%天然素材で作った家で、全くのノンケミカルの住宅です。つまりアトピーや化学物質過敏症の人が治るような家です。他にも慢性的な頭痛・吐き気、倦怠感など体の不調も改善されるような家です。問い合わせは、中間法人天然住宅http://tennen.orgへ是非お願いします。

そんな良い家なら是非住みたいと誰でも思うでしょうが、気になる価格ですが、22坪のシンプルタイプで2000万円切ると言うところまで来ています。エコなオプション(台所・ストーブ・温水器・風呂)を付けて2252万円なり。32坪タイプで2600万円(消費税抜き)、オプション付で2759万円(消費税抜き)、42坪タイプで4447万円()、オプション付で4790万円(同)だそうです。

つまり坪単価100万円以上ですが、何と300年持つ家だということですから、完全にお得だと思います。300年と言うと古民家のあの天然素材をイメージすれば何となくお分かりになるでしょう。現在の日本のケミカルな住宅の平均寿命は26年になってしまったそうで、何ともったいない事でしょう。普段ゴミを少なくしようと心がけている人も26年後には巨大なゴミを出す事になってしまいます。なぜ再利用できずにゴミになるのか?それはドラム缶一本分の接着剤を使った家だから古民家のようにばらせないのです。つまり潰すしかなく焼却するときは有害物質が出てしまいます。

だから人間の健康を壊す家でなく、健康を守る家に住みたいものです。私は1~2年の間に天然住宅の購入を計画しています。高い買い物ですので情報交換しなからみんなで快適な孫の代まで住める家を広めてまいりましょう。

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ノンケミカルの天然住宅に出会いました

先日、一切の化学物質の入らない天然の素材だけで作る天然住宅のワークショップに参加してきました。主催は市民バンクの田中優氏と天然住宅の設計会社のアンビエックスhttp://www.ambiex.jp/sonota/kaisha1.htmlの相根昭典氏です。この勉強会でいかに普通の工務店や大手のハウスメーカーに安全な化学物質の含まない家を建てる事が出来ないかがわかりました。ちなみに家を一軒建てるのにドラム缶一本分の接着剤を使用するそうです。えー!とビックリするでしょうが、柱も薄い板を接着剤で張り合わした集成材、床板はご存知合板でこれも接着剤、壁や天井はクロスをはじめ下地材などにベタベタ塗るし、しまいには自然が売りの珪藻土にも接着剤を入れている始末・・・。もちろんカーペットそのものが接着剤無しではありえない。こんな家に住めば誰でも化学物質過敏症になり、眼は腫れ、呼吸困難になったり、体中がいつも痒かったりするはずです。皆さん身に覚えはありませんか?

天然住宅と言うと何か陳腐なありきたりの表現ですが、分かりやすく言えば、オーガニック住宅と言うか、無農薬住宅と言うか、ノンケミカル住宅と言うか・・・。難しく言えば有機空間です。

とにかく家をまだ建てていない人!これから建てようと計画している人!朗報です!こんなありがたい家を建ててくれる会社が最近ネットワークを作り上げてくれたのです。私もこの方たちに家を建ててもらうつもりです。お金がなかったとはいえここまで辛抱してきてよかった。いつか必ず自分が納得して住める家を建ててくれる業者が現れてくれると信じていました。(実は前からあったけど、このジャンルのアンテナが低くて皆さんに情報提供できませんでした)

お値段のほうですが、一割ぐらいのアップで出来るみたいです。生産工程に相当の工夫とボッタクリがないからでしょう。相根氏とも知り合いになれたので分からない事があれば私に聞いて下さい。家は高い買い物ですので後悔しないように。

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暖房はやっぱりデロンギのオイルヒーターだね

我が家には石油系のストーブはありません。小さな子供がいて危ないし、何よりも空気を汚すから。それと電気ストーブもありません。一部しか温まらないし、消すとすぐ寒くなるし、空気も乾燥するので・・・。そこで経験上、部屋の空気も汚さず、乾燥もさせず、ホンワカと適温で暖めてくれるのはイタリアのデロンギ社のオイルヒーターです。

電気代も1時間で10円ぐらいだし、タイマーもついているので、夜時間通りについたり消えたりしてくれます。このヒーターはなかなか温まらないのが欠点ですがタイマーつきのがあれば大丈夫です。私の一押しです。

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