子供の携帯電話の所持と就寝時間
マイクロウェーブという高周波による電磁波の害は、よく知られていますが、今日取り上げたいのは、子供の就寝時間についてです。
文部科学省が子供の携帯電話の利用状況を調べたところ、携帯の所有率は小6が4人に1人の25%、中2が46%、高2が96%です。特に小6で携帯を持たない場合は午後10時までの就寝が41%を占めるのに対して、携帯を持つ子供は10時までの就寝が10%で、午後0時以降は21%もいた。(持たない子供は2%)
この就寝時間の差は、メールのやり取りに費やしているためですが、社会問題になりつつあるのは、メールをすぐに返さないと翌日、学校で無視されたり、仲間はずれにされるかもしれないという強迫観念にかられて、いつも携帯を離さず所持しているからです。また、寝ている間にも着信を気にしたりして熟睡ができない。よって朝はいつもスッキリせず、朝ごはんを食べる状態ではないという現状です。
ところがこういう使い方は大人が子供に小さいころから見せていたからに他なりません。「メールばかりするな」と叱っても、自分が正しい使い方をしていなければ説得力がありません。よく電車内で大半の大人が携帯電話とにらめっこしている様子を子供たちは見ています。自分の子供の前に限らず大人たちは日本の将来のために携帯電話の使用マナーを考えるべきです。総務省もメーカーのCM規制など欧米並みにするべきだと思います。
子供に携帯を持たせる時期がきて考え中のお父さんお母さん、携帯所持のメリットとデメリットをよく整理して、子供に正しく使わせましょう。大人の方も是非お願いします<m(__)m>
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